Hi-STANDARDファン歴15年が「SOUNDS LIKE SHIT」 をレビューします。

管理人NORI

どうも、NORIです。

2018年に劇場で公開され話題になったHi-STANDARDのドキュメンタリー映画「SOUNDS LIKE SHIT」。

遂にDVD化されたこの作品は、一言では言い表せない感慨深い作品であった。

奇跡のバンド Hi-STANDARD

インディーズでありながら100万枚のビッグセールスを記録した伝説のバンドHi-STANDARD(ハイスタ)。

そんなハイスタの歴史が全て詰められているのがこの作品だ。

結成から飛躍、フェスの主催から自主レーベル設立、活動休止、メンバーの確執まですべてメンバーが赤裸々に語っている。

空白の11年は今では信じられない事が起きていた。

活動再開後も人気が衰えるどころか、更なる盛り上がりを見せている脅威のバンドであるハイスタ。

そんなモンスターバンドは常に屈強のトライアングルで輝いていた訳ではない。

 

ファンもメンバーさえも今の活動が嘘みたいに思える活動停止の11年間があるのだ。

11年間の動きはざっとこんな感じだ。

 

2000年に入りギターの横山健が抑うつ状態になる。

世界進出として用意されたオーストラリアツアーをキャンセルしてメンバーは横山の回復を祈った。

しかし、伝説的なステージを見せた後、ハイスタは沈黙。

 

その後、メンバーはバラバラになり横山健の活躍ばかりがファンの目に止まるようになる。

横山健が表舞台で活動するころベースの難波はファンの前から姿を消した。

 

当時を知る人なら分かるかもしれないが、ハイスタのフロントマンが突如として表舞台を去ったことは衝撃だった。

ネットには真贋が怪しい情報が多く掲載され、ファンはハイスタの喪失感を埋めるように横山健のソロを聞いた。

 

そして、彼がコラムで報告をした難波のハイスタ脱退。

その時にハイスタは全くメンバー同士のコミュニケーションができていないんだなと悟った。

 

その後、難波はスペシャの特別番組で久しぶりにファンに顔を見せた。

ここでハイスタの活動を信じた私だったが、その後難波はダンスミュージックの作品をリリース。

ハイスタが動かす気配は全くなかった。

 

mixiでの活動停止の顛末を伝えたり、ブログでPIZZA OF DEATHに警告したりと彼の感情は爆発していた。

 

横山へのジェラシーや憤り、遣り切れない思いがあったと外から見ていても思う。

ネットでは横山の曲の歌詞が難波を批判しているとも噂された。

 

ファンがハイスタ好きと公言出来ない、なんとも悲しくてつらい時期だったのだろう。

横山もTwitterで完全にハイスタは無いとファンに報告をしていた。

 

そんな時にあの未曾有の震災が起きたのだ。

ハイスタの再生への道のり

震災を受けてのAIR JAM2011、翌年の東北でのAIR JAM開催などハイスタは見事に復活した。

ドラマーの恒岡の双極性障害やメンバーの溝、そして金の話。

それらをすべて乗り越えハイスタは戻ってきた。

 

作中ではメンバーから語られることがなかったが、原盤権の問題やグッズ販売の問題も解決がされたようだ。

 

これは相当凄いことだろう。

 

ハイスタ程の巨大なバンドには様々な人がかかわる。

マネジメント、CDリリース、活動方針、フェスの開催など全て3人が決めることはできない。

こういったことをすべて乗り越えて今のハイスタがある。

ファンが離れない理由

ハイスタは日本の音楽業界を見ても奇跡的な存在だ。

それは、ファンが彼らを見捨てないことだ。

 

考えてみるとハイスタほどファンが不仲を公認し、長く活動を支持しているバンドは日本にいない。

音楽性もさることながら、彼らの魅力は人間性だと思う。

 

ステージでは世界一のパフォーマンスを見せる彼らだが、様々な媒体で自分の弱さを披露してきた。

そのストーリーにファンは共感し、自分の様に重ね合わせてハイスタを支持しているのだと思う。

 

メンバーも気づけば50代に差し掛かかる。

しかし、音楽性の勢いやサウンドは若いころより深みを増している。

 

ぜひ、彼らを知らない人はHi-STANDARDの世界に足を踏み入れてほしい。

 

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