【STOP虐待】悲惨な事故が相次ぐ!児童虐待、社会はどう関わる?後編

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管理人NORI

どうも、管理人のNORIです

前回と同じく引き続き児童虐待の話をしていきます。

後編では、児童虐待が起きた場合実際、行政や司法はどのように対処しているかというのをお伝えします。

児童相談所の役割

児童相談所(児相)は、児童福祉法に基づき設置されている専門的な相談施設です。

平成28年10月の時点で全国に210カ所が設置されています。

児童相談所の業務

では一体どのような仕事をしているのか?

0歳から18歳未満の子どもや家族のあらゆる相談に対応するのが児童相談所です。

 

児童虐待への対応はもちろん、発達障害、こどもの育児、こどもの非行への対応はもちろん児童の一時保護などもあり、業務量はかなり広範にわたります。

児童相談所が虐待を受けたときどういう対応をするのでしょうか?

児童相談所では児童虐待の通報を受けたときは大体以下のフローで話が進みます。

①189番通報で電話を受信

「安全確認」を行う 

住所が特定されている場合は、子供の家族構成、学校に通っているかどうかなど子供の詳細な情報を調査し、子供の安全確認をする。

確認には目視、家庭訪問などを行う。

また不特定の場合は当該エリアから世帯を割り出し調査をします。

同時に通報から「48時間」で生命の危険がないか、安全かを確認することが義務付けられているんです。

この通報から一時保護につながるケースというのは慎重に行われていて

個々の通報から緊急性などを要する場合に「一時保護」などの措置が行われます。

児童虐待は以下の4種類が定義付けされています。

  • 身体的虐待
  • 性的虐待
  • ネグレクト
  • 心理的虐待

要保護児童対策地域協議会(要体協)

虐待されている子供を救うために平成16年度児童福祉法改正によりほとんどの地方公共団体が設置しているのが、要保護児童対策地域協議会(要体協)です。

 

市役所(区役所)、学校、児童相談所、警察などの各機関が連携して子供を守るために情報共有や支援などを行います。

このように多くの人がイメージする児童虐待=児童相談所だけが扱う問題ではなく実はすでに多くの機関が連携するスキームはあるのです。

 

しかし、児童虐待はなくなっていません。

 

なぜ、児童虐待を防ぐことはできないでしょうか?

児童虐待がなくならないのはなぜ?

このように痛ましい事件が起きるたびに、政府は児童福祉法を改正し対策を実施してきました。

 

しかし、厚生労働省によると平成28年度の虐待で死亡したのは49人もいまなお存在しているのです。

 

特に0歳児が32人と最も多く、まだ抵抗することができない自分が生まれたのもわからないそんな可愛い無垢な赤ん坊が死んでいるのです。

生まれてすぐに産み落とされたこどもを母親が殺すという悲しい現実が私たちの社会に存在するのです。

 

そして、0歳児だけでなく多くの子供も死亡しています。

児童虐待が依然としておこる理由はなぜでしょうか。

制度の欠陥、児童相談所の不手際?

児童虐待が起きて痛ましい事件が起きた場合に、マスコミ報道では児童相談所の不手際、警察との連携が成り立っていない事や親の猟奇性などが強調されます。

 

しかし、その点だけ強調され児童虐待の問題が見えにくくなっています。

 

確かに落ち度や不手際があるケースもあるし、児童相談所としてのミスが痛ましい事件になったケースもあると思います。

しかし、先述したように児童相談所の人間は広範な業務を慢性的な人手不足対応せざるを得ない状況です。

 

 

また、児童相談所の職員はこのような事件が起きた後に世間から酷いバッシングを受け自分の職務を健全に全うすることができない状況などを変えていかなければいけません。

さらに児童虐待の場合刑罰を重くするのは必要です。

それと同時に、母親や父親を救う体制づくりも必要です。

望まない妊娠をしてしまい生まれた子供の命を落とさなくて済む、虐待を受けずに済む里親委託、特別養子縁組という制度をもっと周知させる必要があります。

里親委託、特別養子縁組とは

NPO法人フローレンスなどの「赤ちゃん縁組」などで知られる特別養子縁組制度。

この制度は、児童虐待や望まない妊娠など何らかの理由で育てられなくなった子供を血の繋がりがない親が育てるという制度です。

夫婦25歳以上で婚姻している家庭であれば条件などが合致すれば民間団体や児童相談所を経由して子供を引き取って育てることができます。

そして、特別養子縁組制度は実の父母との関係が終了し養親の子供と認められます。

里親委託は里親、ファミリーホームであり実際の親子関係は発生しません。

これらの制度で救える命があるのです。

この制度には望まない妊娠など子供を育てることができない人を救うこともできます。

しかし、実親の同意が必要なことや受け入れ数が足りないとの問題もあります。

(2019年法制審議会は特別養子縁組制度の改正案を法相に答申。)

一人一人にできること

児童虐待の対応が遅れるケースはほとんどが家庭内に問題が隠れてしまい

気づきにくいという問題があるかもしれません。

前編でもお伝えしましたが、自分と関係ないと思わず子供に接するほか

公共の場所で母親を優先する、オレンジサポーター制度などを利用する他

一番大切なことは問題を知ることだと思もいます。

そして関心をもってシェアをする。

これも立派な社会貢献だと思うんです。

1人では社会は変えられません。しかし1+1は2ではなく10にも20にもなります

このブログが何らかのキッカケになることを望みます。

まとめ

児童相談所の役割は実に多彩。膨大な業務の中で子供の一時保護などを行っている

 

要体協などスキームがあるが児童虐待はなくなっていない。

 

制度欠陥なども存在するが児童相談所、特別養子縁組制度、委託里親制度などを知り1人1人にできることを実践する。

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管理人NORI

いかがでしたでしょうか?

社会問題を考えたときに私が思う問題の本質は無関心にあると考えます。

様々な問題がある中で、情報を自分から収集しないと問題に気づくことが

できないという面もあるかと思います。

そうした中でこのブログはできるだけ多くの問題を発信して情報を提供するメディアになればと思っています。

もちろん個人でできることに限りがあります。

私自身共犯者が欲しいという思いでブログを発信しています。

日本だけでなく世界ではどうしようもできない問題が膨大にあります。

1人でも多くの挑戦者、勇者の冒険を世界が待っています。

その入り口のゲートになればいいという思いでゲートウェイという言葉を使わしていただいています。

普通に生きることは素晴らしいです。

ただ違うことを経験するともっと楽しくないですか!?

 

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