全国に急拡大する子ども食堂。子ども食堂が抱えるジレンマとは?

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管理人NORI

どうも管理人のNORIです

今回は、全国で急拡大しているこども食堂について記事を書きたいと思います。

子ども食堂とは?

子ども食堂について簡単に説明します。

現在日本で急拡大している貧しい家庭のために、月数回や週3回など一定の頻度で無償もしくはかなり安価で食事を提供する活動の事を「子ども食堂」といいます。

子ども食堂は現在2,000カ所以上のすべての都道府県にあり、日本で爆発的に普及しました。

また、2019年に入りコンビニエンスストアの大手「ファミリーマート」の参入も決まりました。

子ども食堂が爆発的に普及した理由

子ども食堂がここまで爆発的に普及した理由は何でしょうか?

①運営に多くの主体が関与

貧困家庭の援助の一環で整備を促進してきたことが子ども食堂の普及に繋がりました。

NPO法人、企業、社会福祉法人、ボランティアなど様々な運営主体が子ども食堂を支えています。

また、寺院や宗教施設などが運営しているケースが非常に多いのも特徴です。

こども食堂が多彩な役割を担っている

子ども食堂のスタートは、貧困家庭の救済という1つのアクションでした。

日本の相対的貧困が認知され、簡単にできる取り組みの一つとして模索がされてそこで生まれたのが子ども食堂です。

(総体的貧困の詳細は前回のブログを参照してください。)

子ども食堂が拡大するにつれ、単に食事を提供する場所ではなく食育を教える場所、地域の繋がりを作る場所など様々な役割を持つ子ども食堂が増えてきた事が利用者の増加に繋がりました。

ボランティアのしやすさ

貧困問題というのは解決が難しい問題です。

その貧困問題にアクセスしやすいというのが子ども食堂のメリットです。

アクセスのしやすさによりボランティアへ参加する人が多く、子ども食堂を支えています。

子ども食堂が抱える“ジレンマ”

子ども食堂は貧困問題にアクセスしやすく、多彩な役割を持つ存在として普及しました。

しかし、必ずしも根本的な貧困問題の解決策にはならず、また子供の貧困が見えにくいためその子供の家庭の実情を知ることが難しいというジレンマがあります。

簡単に言えば子どもの相対的貧困は見た目だけではわからないからです。

貧困問題に興味がありなんかアクションを打ちたいと思っていても、そういった貧困に陥っている子どもが参加していないかもしれません。

 

つまり、ダイレクトに子どもの貧困を救済する力はこども食堂にはないのです。

 

気軽さが子ども食堂の普及を手伝いましたが、気軽さゆえ問題の核心に迫っていくのが難しいのです。

勿論、子ども食堂を続け子どもから生活の悩みや勉強のこと、家庭のことなどを聞きスタッフの力で子どもに対して救いの手を差し伸べれたという事例を知っていますし、地域に居場所を作ることには意味があります。

 

しかし、単に貧困問題として子ども食堂の存在を考えた場合、次のフェーズに行く必要があると思います。

子ども食堂  “次の展開”

子ども食堂は利用者を限定することなく、貧困家庭の子供も気軽に入れるような居場所として整備されてきました。

それにより利用者が、交流を通して打ち明けづらい問題を共有するなどしてきました。

今後、子ども食堂がより問題の解決を目指すのであればどのような展開が考えられるでしょうか。

例えば問題の本質に迫るのであればもっと貧困家庭に利用してもらう必要があると思います。

生活保護の需給条件に子ども食堂を利用する、提供条件にアンケートに答えて貰うなどといったように問題解決を優先に考える子ども食堂があってもいいと思います。

全てが同じコンセプトではないといけないというわけではなく、運営主体がこんなにもにも幅広いのであればもっとコンセプトに差があるような食堂が今以上に増えてもいい気がします。

まとめ

全国に普及する子ども食堂。ファミリーマートの参入が決まりますます拡大する勢いがある。

様々な普及要因により単に子供の貧困だけではなく様々な役割の子ども食堂が拡大した。

しかし、ダイレクトに貧困問題の根本的な解決方法とはならないジレンマがある。

もっと貧困問題を解決するような子ども食堂があってもいいというのが管理人の考え

子ども食堂はこれからますます増えていくと思います。その一方でもっといろいろなお店があってもいいという風に感じました。

そして、問題の根本となっているのは相対的貧困の問題と地域のつながりの薄さなどです。

是非、近所の子ども食堂に足を運んでいただいて考えて頂ければと思います。

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