一体なぜ!? 六四天安門事件を肯定する中国人が多いワケとは

六四天安門事件から31年

またこの日がやってきました。

6月4日、中国共産党が学生の民主化運動を武力弾圧し、多くの死傷者を出した1989年の天安門事件から31年を迎えました。

香港では追悼集会 台湾は蔡英文総統が談話を発表

香港では新型コロナ感染防止のため大規模集会が禁止されていましたが、市民や民主派たちが集会を決行。

多くの人がソーシャルディスタンスを守りながら犠牲者を追悼しました。

また、台湾でも蔡英文総統が談話を発表。

民主化を中国に求めましたが、中国ではこの事件を正当化しています。

そして海外メディア向けに次のような談話を発表しました。

中国外務省の趙立堅(ちょうりつけん)副報道局長は4日の記者会見で「(事件が起きた)80年代末の『政治的な波乱(天安門事件)』については早々に明確な結論を出している。中国が選んだ発展の道は完全に正しい。政府による当時の行動は完全に正しく、政治の安定や経済発展を守った」と述べた。

引用:毎日新聞

犠牲者に哀悼の意を表することもなく正当化。

多くの中国市民にとっても6月4日はなかったことにされています。

台湾や香港の扱いが嘘のように中国では一切このことがネットやテレビで触れられることはありません。

中国人が天安門を語らない理由

そもそも、中国人は天安門事件を知らないのでしょうか?

私は中国で生活する前にそのように考えていましたが、多くの中国人は天安門事件について知っていました。

 

ではなぜ語らないのか?

彼らが語らない理由は、この事件に触れることをタブーとしているからです。

 

中国では権威独裁体制のため、政府に都合悪い情報を人民が平然と公言することは身の安全を脅かす事に繋がります。

また共産党の各支部が自分のコミュニティーにすぐ存在しています。

そして反政府的な行動をしないように相互監視を市民同士がしているのです。

 

日本人や外国人の動向はもちろん、自国民もお互いを監視するというのが今の中国社会なのです。

公では彼らは政治の話、特に政府批判につながるような話は絶対できません。

そのような特殊な環境(彼らにとっては日常)において、共産党を批判する人間は皆無でした。

恐怖だけではない。多くの人が共産党を支持する理由とは

共産党の恐怖による統治のため人民は政治を口に出せない。

それに加えて彼らが共産党を批判しない理由は実は他にあります。

 

多くの日本人は信じられないかもしれませんが中国共産党は人民から支持されているのです。

 

これだけ書くと私が共産党シンパの様に思われるのは不本意ですが、実際に多くの中国人たちに聞くと彼らは口をそろえて支持を表明します。

理由は、中国の経済発達にあります。

 

中国は1945年の建国当時から世界史上において類を見ないほど驚異的な経済成長を成し遂げ、アメリカと双璧する大国に成長しました。

しかも、その成長が西側諸国と同じ資本主義経済じゃない、自らの特色ある社会主義(国家資本主義)において成長を成し遂げれた事が強い自信と共産党支持の理由になっているのです。

また、中国では愛国教育のため近代史で欧米列強や日本の半植民地された歴史を「民族の屈辱」と考えています。

その屈辱を忘れず軍事において世界の覇権を握る、中華民族の復興という夢。

その夢を達成できるのは共産党しかいないと、考えているのです。

 

つまり、今の発展も民主化で分断されず統治をした共産党の指導のものであると人民が強く信仰しているのです。

混乱や内戦に繋がるような民主化はいらないと考えてさえいます。

 

それが中国本土の人間が香港デモを支持しない理由にも繋がるのです。

新型コロナでますます支持を強くする人民

現在、中国では反米感情が急速に高まっています。

共産党もその愛国心を利用し国内をまとめようとしてるのです。

経済が建国当時のようなボロボロの状態になれば共産党を支持する人は誰もいなくなりますが、少しのマイナス成長はかえって人民の団結を強くするのに左右するはずです。

海外に移住した中国人はともかく、本土にいる中国人は今の共産党政治を肯定しています。

それは、つまり天安門の過ちも肯定することに繋がっているのです。

 

管理人NORI

いかがでしょうか。

今日は中国人がなぜ六四天安門事件を肯定するかを解説しました。

この見解は中国人と生活をして実際に多くのことを語って出した見解です。

日本人からはなかなか信じられないと思いますが、大多数の中国人の思考ロジックはこのような考えです。

勿論、14億人以上いる中国人全てがこう考えているとは言いません。

多くの一般の中国人の認識と理解してください。

 

ブログを読んでいただきありがとうございました。

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